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社会人としては皆さんの先輩となる当社の職員が、大学と会社との違いや仕事の面白さ・難しさ、そして技術者の目線から見た技術センターという職場環境についてなどを真摯に語ったコラムです。私たち、そして私たちの職場を知ってください。

技術センター入社までの経緯を教えてください。

大学で学位を取得しましたが、大学の外部で経験を積んでみたいと考えていた頃に、技術センターという会社があることを知りました、大学では橋梁の耐震についての研究を行っていましたが、高速道路全般の様々な分野の研究開発に携われることに魅力を感じました。

研究開発という分野で職場と大学の違いを感じることはありますか?

大学で研究をしていた頃は、文献を読んで知識を得たり基礎的な研究から取り組んだりする時間が十分にありました。会社に入り仕事として研究開発に携わるようになってからは、限られた時間の中で成果を示すためのスピードが求められると感じています。こだわりを持ってじっくりと取り組むところ、効率よく進めるところのメリハリを意識して仕事に取り組んでいます。

現在はどのような仕事を担当しているのですか?

現在は、主に耐震に関する業務を担当しています。具体的には、阪神高速道路の全路線をコンピュータ上に再現して、南海トラフ地震や上町断層地震などの今後起こりうる様々な震源域を想定した地震応答シミュレーションを実施することで、阪神高速道路の地震時の安全性や復旧性を評価する研究に携わっています。その他に、地震の発生時に橋脚や基礎がどんなメカニズムで損傷するのか、それに対してどんな対策を講じればいいかを縮小模型を使って構造実験やシミュレーションを行って検討しています。最近では、高速道路事業へのVR(バーチャルリアリティ)の活用に向けた研究などにも取り組でいます。

左:阪神高速道路ネットワークの地震応答シミュレーション
右:FEM解析による縮小模型実験の再現シミュレーション

研究開発で苦労していること、またその対処はどのようにされていますか?

これまで経験していない分野・規模の研究に取り組んでいると想像もしない壁にぶつかることも多くあります。そういう時こそ大学時代に培った一つ一つ問題を解決していく忍耐力や地道な努力が必要だと感じています。

今後の自身の目標や就活中の皆さんに一言お願いします。

経験・知識を誇れる技術者になるために今後も努力していきたいと思います。現在就職活動中のみなさんはいろんな不安もあるかと思います。私もセンターに入社した当初は右も左も分からない状況でしたが、入社してみると意外となんとかなるもので、いったん肩の力を抜いて就職活動を頑張ってください。

技術センター入社までの経緯を教えてください。

現在、入社5年目になります。大学では理学部だったので、技術センターで行われている土木工学とは畑違いの研究をしていました。理学部では自然科学を相手にする研究が主で、地震現象そのものが研究対象でした。現在は、地震の発生時に構造物や周囲の環境がどんな影響を受けるのかを研究しています。前職でも同様の研究開発の仕事に就いていましたが、自分の知識や経験がもっと活かせる職場であると思い、技術センターに就職しました。

技術開発とはどういう仕事だと思いますか?

もともと違う分野の研究から、土木工学の現場に飛び込んだという経緯もあり、苦労もありましたが仕事として取り組んでいく中で面白さも増していきました。研究開発という仕事は、結論が見えないものに対して、技術者や大学の先生など多くの有識者と意見を交わし、試行錯誤を経て答えを見つけ出すという事が醍醐味だと思います。新しいものに挑戦する現場は常に刺激的で、ルーチンワークが苦手な私にぴったりだと思っています。

現在はどのような仕事を担当しているのですか?

現在は、主に橋梁マネジメントに関する調査研究を担当しています。阪神高速も開通から50年以上が経過し、構造物の老朽化への対策が求められるなか、阪神高速がこれまで蓄積してきた点検データなどを有効活用し、効果的・効率的な橋梁の維持管理につながる情報を提供する試みを行っています。

点検結果を分析し補修効果を検証した例

阪神高速道路を支える技術者の一人として意識されることはありますか?

普段の仕事の中では、目の前の課題に注力していると強く意識することはありませんが、この仕事についての自分の役割のようなものを改めて考える時には、関西経済を担う物流拠点をいくつも抱えた重要な道路インフラである阪神高速道路に関わることは社会的な責任のある仕事だと思っています。技術者として阪神高速道路が安全でスムーズな運用ができるように技術的な側面から支援できればと考えています。

今後の自身の目標や就活中の皆さんに一言お願いします。

新しい取り組みを始める時には、仕事がルーチンワークにならないように、常に新しい視点で物事を捉えることができるように、柔軟な思考を持つように心がけたいと思っています。研究開発という分野での活躍を希望されて、今から当社を目指される「自分たちが答えを作っていくんだ」という意気込みをお持ちの皆さんにとって、私たち技術センターの社風や職場環境は理想的ではないかと思います。

技術センター入社までの経緯を教えてください。

元々、大学では橋梁の鋼部材の疲労損傷に関する研究をしていました。橋梁という大きな構造物の中では限定的な部位を対象としていましたが、自動車の安全かつ快適な走行を確保するためには重要な研究です。大学卒業後は、主に橋梁設計に従事してきましたが、大学時代の研究のように現場に適用できる構造物のより根幹となる技術研究をしたいという思いが強くなり技術センターへ就職しました。

大学で学ばれたことは現在どのように活かされていますか?

大学で行っていた鋼部材の疲労損傷に関する研究は、構造物の維持管理に係る一分野であり、現在携わっている仕事そのものです。1960年代に建設がスタートした阪神高速道路には、既に供用後50年以上を経過した構造物が存在します。技術センターの仕事は、そのような構造物で発見された劣化や損傷を詳しく分析し、それらに対する対策を検討することです。

現在担当しているお仕事はどのようなものですか?

今は調査研究第二課に所属して、主に鋼構造物に関する調査研究を担当しています。近年問題になっている鋼床版の疲労損傷に対する補修工法や、予防保全工法の検討がその一つで、FEM解析や輪荷重走行試験の結果を分析して提案されている工法の効果を検証しています。それ以外にも、阪神高速道路が開発を進めてきた技術を実際に幅広く活用することを目的として、新たに開発された技術を基準化するための業務に携わっています。

左:補修工法の検討に用いる鋼床版のFEM解析モデル / 右:阪神高速が開発した摩擦接合用皿型高力ボルト

技術センターにおける研究開発という仕事について

技術センターの職員として働くようになってからは、道路インフラという重要な社会基盤の役割を担う阪神高速道路に関わる技術者として、「当たり前のものが当たり前に使える」ということを意識するようになりました。一見当たり前のように機能しているものも、多くの技術者が積み重ねた研究開発の成果であるということと、今度は自分が仕事としてそれを担う立場として、社会に役立つ研究開発を行いたいと思っています。技術センターという職場は、本人の意欲次第で0(ゼロ)からものづくりができる環境だといえると思います。また、研究開発を進めるだけでなく、自分が手がけた研究成果を外部に発表する機会も与えられ、研究開発の仕事を目指す人にとって魅力的な職場ではないでしょうか。

では、就活中の皆さんに一言メッセージがあればお願いします。

阪神高速道路ではこれから大規模な道路建設が計画されています。中でも湾岸エリアには長大橋が計画されており、それらの大規模なプロジェクトに関わることができる職場です。「大阪に腰を据えて、阪神高速道路を支える研究開発ができる」ということに魅力を感じる方にとっては、働きやすい職場と言えると思います。